池坊

(いけのぼう)


歴   史

およそ1400年前、京都にある六角堂のほとりに住んだ僧侶が、朝夕に仏前に花を献じ、その僧侶はしだいに「池坊(いけのぼう)」と呼ばれるようになったのが始まりと伝えられる。

1889年 池坊華務課出張所を東京に開設。初代所長に羽生慎翁(はぶしんのう)(種子島西之表市出身)が任命された。

特   徴

555年以上続く伝統を守りながら、時代と共に歩む品格を備えたいけばなであり、寺院の住職といけばなの家元を兼ねるのが池坊の大きな特徴である。